⑤マイナス1歳からの虫歯予防

生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中に、虫歯菌はいません。周りにいる人たちのお口の中の菌が多ければ多いほど赤ちゃんへの感染リスクは高くなります。
特に一番近くにいるお母さんはお口の中を清潔にしておく必要があります。

むし歯菌の感染を２歳以降に遅らせる事ができれば、将来お子さんのむし歯になるリスクを減らすことができます。
特に１歳７か月～２歳７か月は感染しやすい時期なので要注意です。

キシリトールとは天然由来の甘味料です。
■キシリトールはむし歯の原因にならないだけでなく、虫歯菌の数を減らせます。
■キシリトール製品選びのポイントは濃度！（キシリトール100％のものが最も効果的）最低でも50％以上のものを１日5ｇ～10ｇ(歯科専用キシリトール100％ガムの場合４～８粒)を３回以上に分けて摂取するのが効果的です。
■フィンランドの研究では、キシリトールを摂取し続けたお母さんの赤ちゃんの方が虫歯菌の感染リスクの確率が低かったことがわかってます。